MacがWindowsシェアを大きく獲られた理由とは?【スティーブ・ジョブズ 伝記 偉人伝】

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・参考書籍

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

スティーブ・ジョブズの人生は生まれた時からすでに波乱万丈です。

両親は宗教上の問題から親に結婚を猛反対されて、子供を育てることは難しいと判断しジョブズは養子にだされてしまいました。

ですので、ジョブズというのは本当の両親の名前ではなく、育ての親の名前なんです。

小さい頃から変わり者でいたずら好きでかなりの問題児だったみたいですね。

 

スティーブ・ジョブズの知能指数

 

しかし知能指数は相当高く小学4年生のときに知能テストを受けたときには、すでに高校2年生くらいのIQがあったそうです、すごいですね。

頭は良かったのですが、自分の興味のあること以外は勉強なんてしたくないという性格でしたので、いわゆる一流どころの学校にはいきませんでした。

スタンフォードとか奨学金がでる大学もあったのですが、

『スタンフォード大学にいくやつらは自分のやりたいことがわかっているやつらだ、そんなのはアートではない』

という、わかるようなわからないような理屈でそういうところは行かなかったということです。

 

そんなジョブズが選んだ大学はリード大学という自由な校風でヒッピースタイルでアートを重んじる学校です。

しかし、そのリード大学でも必修科目があったのですが、やりたくないことはやらない性格でしたので、必修科目は受けませんでした。

必修科目を受けないということは大学を卒業できるわけがありません。

リード大学は学費が高く両親の財産を無駄に使ってしまうと判断したジョブズは退学することを決意します。

 

大学を自主退学、そしてカリグラフィーを学ぶ

 

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

大学を辞めた結果、必修科目を受けなくて済むようになりましたので、居残り学生みたいな形でジョブズは好きな授業に出ることにしました。

じゃあ、どんな授業を熱心に受けていたかというとカリグラフィーという文字を美しく書くということを習う授業です。

この授業を受けていたからこそMacに多彩なフォントが取り入れられたんですね。

一見、これからコンピュータの事業を立ち上げようという人に役に立つようにも思えないですし、今後の人生において役に立ちそうにも思えないような、一見無駄に思える授業ですが、ジョブズいわく、この授業を受けたことは後の成功への大きな出来事だったといいます。

ジョブズは合理的な判断ができる天才ですが、合理的でない部分もありました。

 

ジョブズの圧倒的な長所でもあり短所でもあること

 

それはジョブズの圧倒的な長所でもあり、時には短所ともなりえる、芸術への強いこだわりです。

これは有名ですよね、とにかく見た目にこだわり、自分の納得がいくデザインに仕上がるまでトコトン大幅な修正をしたり、出来上がったものを何回も作り直したりしていました。

誰も見ることはないであろうパソコンの裏の部分までこだわったというのだから驚きです。

 

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

そのおかげで現在はAppleの製品はおしゃれでかっこいく、洗練されているというイメージになりましたよね。

しかし、これには大きな弊害もありました。

何回もやり直しをするため費用がかかりすぎることと、時間がものすごくかかってしまうことです。

ですので、いつも最初の予定よりも膨大な時間や費用がかかってしまい、商品の価格が高くなってしまうことと、商品販売が出遅れてしまうんですよね。

Windowsにシェアを大きく取られたのは間違いなくこれが原因です。

 

スピードと低価格を重視したビルゲイツ

 

Windowsを作ったマイクロソフトのビルゲイツはそこまでデザインにこだわることもなく、費用を抑えてパソコンを作り、一般の人達にも手を出しやすい価格に仕上げることで多くの人にパソコンを広めることに成功しました。

MacのパソコンとWindowsのパソコンを見比べていただけるとわかるかと思いますが、

Windowsのパソコンはカクカクした作りが多く、材質もザラザラしたものがほとんどですよね。

デザインや材質にそこまでこだわることはなく、価格を安く抑えていることがわかるかと思います。

しかし、Macのパソコンというのはデザインがツルっとしていて、角がないようなフォルムになっていますよね。

材質もこだわっていて、これまたツルっとした肌触りの良い材質が使われているので、見た目もいいけど触った感触がものすごく良いです。

『なんかおいしそう』というのがMacの製品の特徴です。
おいしそうなのがMacでゴツゴツしたのがWindowsだと覚えておけばいいかと思います。(覚える必要はありません)

 

Windowsはアートではない?

 

Windowsに大きなシェアを取られたのはジョブズにとって大きな屈辱です。

ジョブズからみれば全然アートとはかけ離れたような粗悪なパソコンが広まってしまったわけですから。

でもこれについてはジョブズとビルゲイツ、どっちが良いとか悪いとかはないとは思います。

どちらにも長所はあり、短所もあります。

ジョブズの圧倒的な長所はデザインと機能性を追求するところです。
特にデザインに関してのこだわりは異常なほどで、誰もみないであろうパソコンの土台の裏側や、修理屋しかみないであろうパソコンの中の見た目にもこだわって何回もやり直しをさせたそうです。

そんなところに時間やお金、手間をかけるなんて馬鹿げていると思いますが、そのこだわりがユーザーを唸らせて根強いファンを獲得できたりしますから、もちろんメリットもたくさんあります。

しかし、ジョブズはそのこだわりが強すぎて、初期のパソコン市場の覇権争いに敗れてしまいました。

後にiPodやiPhoneの爆発的なヒットを生み出したのは、そのジョブズの強いこだわりがあったからこそですからけどね。

根強いMac信者が多いのも、デザインへの強いこだわりがなせる業だと思います。

私もApple製品は大好きですし。

しかし、やはりAppleの製品は他のメーカーと比べて現在も高価ですよね…

それはスティーブ・ジョブズが亡くなった現在もその意思が受け継げられているので、見た目や材質にこだわり抜いているからです。

Appleだから強気な価格設定にしているとか、ブランド料金が発生しているというものではないと私は考えております。(多少あるかもしれません…)

 

GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)ってなに?

 

Windowsにシェアを取られた、さらに大きな理由があります。

それはGUIという技術をビルゲイツが奪ってしまったからです。
この技術はどのようなものかというと、私たちが今現在パソコンであたりまえにやっていることですね。

マウスを使ってアイコンをクリックしてソフトウェアやアプリを立ち上げるというやつです。

当時のパソコンはマウスなんてものもなくて、パソコンを起動させても画面は真っ黒でした。

そこに使いたいソフトの名前を打ち込んでいたのですが、これは今考えれば面倒な作業ですよね。

ジョブズはこれをずっと嫌だなぁ、と思っていたところ、マウスとアイコンを使ってパソコンを操作するという技術が見つかったわけです。

 

覇権を獲れたはずのゼロックス

 

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

Appleが開発したわけではなく、ゼロックスという会社がその技術を開発したところ、ジョブズが目をつけたというわけですね。

ゼロックスはGUIという画期的な技術を開発したわけですが、その大きなお宝をパソコンに取り込んで活かせるようなノウハウはありませんでした。

それさえあれば今頃ゼロックスがPC業界の覇権をにぎっていたというわけですね。

ゼロックス惜しかった!

ジョブズ率いるAppleはそのGUIの技術を活かせるノウハウがありましたので、商品開発を進めていたのですが、

商品開発が遅れてしまい、ビルゲイツに先を越されてしまったいうわけです。

その頃マイクロソフトはAppleのアプリを開発する下請けですしたので、立場は完全にAppleのほうが上でした。

 

ビルゲイツ対スティーブジョブズ

 

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

ビルゲイツも負けん気が強かったせいか、ジョブズに対抗心があったようです。

そんな中、ビルゲイツはGUIという技術を目にした時に、これを先に搭載したパソコンを販売にこぎつけてしまえば覇権を握れる!と思い、駆け足で商品開発を進めた結果、Windowsが覇権を握るという現在の図式になったというわけです。

簡単に言うと、ビルゲイツはAppleの技術を盗んだということですね。
厳密にいうとAppleもゼロックスからパクっているわけですが、、、

これに関してはジョブズはめちゃくちゃキレて、ビルゲイツを呼び出し、罵詈雑言を並べ倒して責め立てまくったのですが、しかしもう後の祭り…

 

スティーブ・ジョブズ Steve Jobs

画 ヤマザキマリ

原作 ウォルター・アイザックソン

出版 講談社

 

タイミングによって戦略が変わる

 

この時点ではパソコンの見た目や細かいところにこだわる必要はなくて、GUIの技術を搭載したそこそこのパソコンを販売すればいいだけでした。

だって、それだけで唯一無二の商品ができあがってしまうわけですから、、
ですので、スピードが命だったというわけですね。

見た目や機能に拘るのは他メーカーが参入してきてからで良かったわけです。

今現在のAppleがまさにそうですよね、同じような性能のパソコンが並ぶ中で、圧倒的にかっこいいデザインや遊び心で他メーカーの商品とは違う唯一無二の商品が作れています。

ですので、現在の状況ではデザインにこだわるのは正解といえますが、競合がいない中でデザインにこだわりすぎても…というわけです。

 

確かに当時、ビルゲイツがやったことは褒められたものではありませんが、ジョブズの戦略負けというのが適切な表現かもしれません。

ビルゲイツがやらなくても他の人がやったかもしれませんしね。
ビジネスにはスピードも大事ですから。

これでジョブズも学んだことは多いと思います。

スピードを重視するとき、デザインを重視するとき、機能性を重視するときなど、ビジネスを成功させるためには、タイミングによって戦略を変えていかないといけないというわけですね。

というわけで、今回はここまで!

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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