ご質問ありがとうございます。
今回は質問をいただきましたので、それについて回答していきたいと思います。
質問 マルチタイムフレーム分析は必要ないのか？
「輝」の講義の中で、4時間足だけを見てのダウ理論で売買判断をしていると思うのですが、4時間足の上位の「日足」や「週足」のトレンド方向を加味されていないようなのですが、このあたりの先生のお考えをお聞きしたいのですが、例えば、4時間足で買いのシグナルが出たとして、日足を見た際に明らかな下降トレンドだった場合でも、4時間足が良い形になったら買っても良いのでしょうか？
「トータルで勝つ」とのことなので、負けても気にしなくてもよいということなのでしょうか？
くだらない質問と言われるかもしれませんが、MTF分析を取り入れなくてよいのかがどうしても引っかかるのでよろしくお願いいたします。
回答
この質問に関しては過去にも何回も答えている質問内容にはなるのですが、改めてしっかりと解説していきたいと思います。
マルチタイムフレーム（MTF）分析がいらない理由その① すべてのトレンドが一致することはまずない
まず第一にすべてのトレンドが同じ方向を向くことは稀ですし、そんなところを狙ってもむしろ勝てなくなってきます。
トレードチャンスが劇的に減る上に、遅れてのエントリーになることが多く、勝率まで下がってしまう可能性が大ですので、すべてのトレンドの向きは気にする意味はないかと思います。
マルチタイムフレーム（MTF）分析がいらない理由その② 複雑なトレードにしてはいけない
FXトレードで利益を上げ続ける場合はフォレックステスターなどでしっかり検証して、利益が上がることを確認する必要があります。
その優位性を持って、リアルトレードにいくわけですが、複雑なトレードで結果が出たところで、今後それを繰り返すのが難しくなるわけですから、トレードは出来るだけ単純にする必要があります。
マルチタイムフレーム分析のような複雑な分析を入れてしまうと、再現性がなくなるので、本当に優位性のあるトレードを再現出来ているかどうかわからなくなってしまいます。
その点、時間足を絞ってトレンド転換初動に絞っていれば、シンプルに再現できますので、安定したトレードを続けられるわけです。
シンプルなトレードから始めて、そこから出来る範囲のルールを足してみて、利益がしっかり取れるようなルールを仕上げていけばいいわけです。
それをリアルトレードに持ち込む、とうのがトレードの流れですね。
というわけで、以上になります。
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