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FXとは?初心者のFX仕組み・リスク・始め方【完全ガイド】

FX初心者
FXってよく聞くけど、なんだか難しそうだし、本当に儲かるの?ちょっと怖いイメージもあるんだよなぁ…。

ぷーさん
その疑問にお答えします!
本記事で分かること
- FXとはなにか
- FXとギャンブルの違い
- FXの基本的な仕組みや魅力
- FXのリスクと、安全に始めるためのポイント
みなさん、こんにちは。ぷーさんです。
この記事では、FXの世界を、FX歴ウン十年の私ぷーさんが、どこよりも分かりやすく、そして楽しく解説していきます!
専門用語はなるべく使わず、小学生にも「なるほど!」って言ってもらえるくらい、かみ砕いてお話しするので、肩の力を抜いてリラックスして読んでみてくださいね。
FXって一体なに?まずは基本のキから徹底解説!

ぷーさん
FXって言葉、最近よく耳にするけど、実はよく知らないって人、多いんじゃないかな? まずは『FXってそもそも何なの?』ってところから、スッキリさせちゃいましょう!
FXって何の略?怪しい隠語じゃないよね?
まず、この「FX」っていうアルファベット2文字。これが何かの秘密結社の名前とか、そういう怪しいものじゃないかって?(笑) 大丈夫、そんなことはありません!
POINT
FXとは、「Foreign Exchange」 の略なんです。
読み方は「フォーリン・エクスチェンジ」。

FX初心者
なんかカッコイイ響き!でも、それって日本語だとどういう意味なの?
いい質問ですね!日本語で言うと、「外国為替」という意味です。 そして、FX取引のことをもっとカッチリ日本語で言うと…
「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」
いきなり漢字がたくさん出てきて、ちょっと「うっ…」てなった人もいるかもしれませんね。
安心してください、この「証拠金」っていうのがポイントなんですが、それはまた後でじっくり解説しますから、今は「へぇ、FXって外国のお金に関係することなんだな」くらいに思っておいてもらえれば大丈夫です!
FXの正体は「通貨の両替」ってホント?
さて、「外国為替」という言葉が出てきましたが、これは一体何をする取引なんでしょうか? ものすごーくシンプルに言うと、FXの基本的な考え方は、「異なる国のお金を交換すること(=通貨の両替)」なんです。

ぷーさん
海外旅行に行くとき、日本円をドルとかユーロに両替しますよね?あれと基本は同じイメージです!
例えば、あなたがアメリカに旅行に行くとします。
日本の空港で、日本円をアメリカドルに両替しますよね。
仮に、その時の交換レートが「1ドル=150円」だったとしましょう。これは、「1ドルの価値が150円ですよ」という意味です。
もし、あなたが旅行から帰ってきたときに、交換レートが「1ドル=160円」に変わっていたらどうでしょう?
あなたが持っているアメリカドルを日本円に両替すると、行きよりも1ドルあたり10円多く日本円がもらえますよね? これが「為替レートの変動によって利益が出た」状態です。逆に、「1ドル=140円」になっていたら、損をしてしまいます。
FXは、このように「常に変動している異なる国同士の通貨の交換レート(為替レート)の差を利用して、利益を狙う取引」なんです。
「円を売ってドルを買う」とか、「ユーロを売って円を買う」といった取引をすることで、その価値の変動から利益を得ようとするもの、とイメージしてみてください。
FXはギャンブル?投資?それとも…?みんなが抱くギモンを解消!

FX初心者
FXって、なんかギャンブルみたいで怖いイメージがあるんだけど…。実際、破産したりする人もいるって聞くし…。

ぷーさん
そのギモン、めちゃくちゃよく聞かれるよ!よし、今日はそのモヤモヤをスッキリ解消していこう!
結論:FXがギャンブルになるかは「あなた次第」
FXがギャンブルになるか、それとも堅実な「投資」になるか…それは、FXという道具を使う「あなた次第」なんです。
POINT
- 勝手な勘や運任せで取引する
- → ギャンブル
- 根拠のある分析としっかりしたリスク管理に基づいて取引する
- → 立派な投資

ぷーさん
つまり、FXそのものが悪いわけではありません。包丁だって、料理に使えば便利な道具だけど、使い方を間違えれば危ない凶器にもなるでしょ?それと一緒です。
FXという土俵の上で、あなたがギャンブラーになるか、それとも投資家になるか。それは、あなたの取り組み方一つで決まるんです。
FXって本当に怖いの?「破産」「借金」のイメージを検証!
実際、FXで大きな資金を失ってしまった人がいるのは事実です。 中には、レバレッジをかけすぎて、あっという間に資金が“すっからかん”なんてことになっちゃう人も…。
でもね、それって多くの場合、FXの「使い方」を間違えちゃってるだけなんですよ。
例えるなら、自動車の運転と似ています。車って、便利な乗り物だけど、アクセルを全開にして、視界の悪いカーブに猛スピードで突っ込んだらどうなりますか?…大事故、間違いなしですよね。

FX初心者
じゃあ、どうすればFXは怖くなくなるの?
正しいブレーキ(リスク管理)のかけ方と、正しい地図(知識)を持つこと。
これをしっかり身につければ、FXはむしろあなたの資産を安全に、そして着実に増やしていくための心強い手段になり得るんです。
過度に怖がる必要はありません。大切なのは、正しい知識を身につけて、冷静に判断すること。それを忘れなければ大丈夫です!
FXのキモ!「証拠金取引」と「レバレッジ」について

ぷーさん
ここからがFXの面白さの核心に迫る部分です!
FXの世界には、ちょっと独特な仕組みがいくつかあります。その中でも、特に「FXならでは」と言えるのが、この「証拠金取引(しょうこきんとりひき)」と「レバレッジ」という考え方です。
FXは現物取引じゃない?「証拠金取引」の仕組みを競馬で例えると…
まず、FXって「外国のお金を売り買いするんでしょ?」って思っている人、多いと思います。それは半分正解!でも、実は皆さんが普段お店で物を買うのとは、ちょっと違う仕組みなんです。
お店でリンゴを買うときは、リンゴそのもの(現物)を受け取りますよね?でも、FXは「現物の通貨を買う」わけではないんです。
POINT
FXは、「証拠金(しょうこきん)」と呼ばれる担保(保証金のようなもの)をFX会社に預けて、それを元手にして、その何倍ものお金を動かす「信用取引」のこと。
競馬の世界で考えてみよう
日曜の昼下がり、あなたはウキウキしながら競馬場に行ったとします。さあ、どうしますか? まさか競馬場に行って「そこの馬ください!」って言って、馬そのものを買ったりはしませんよね?
「すみませーん、あの3番の馬、現物で一頭くださーい!」なんて言ったら、係員さんに「お客様、落ち着いてください!」って全力で止められちゃいます(笑)。
実際に皆さんが競馬場でやっているのは、
- 「この馬が勝つぞ!」と予想して、馬券を買う
- 予想が当たったら、配当金(利益)がもらえる
- 予想が外れたら、馬券代がパー(損失)になる
つまり、現物の馬を手に入れているわけじゃなくて、あくまで勝ち負けの結果に賭けているだけですよね。

ぷーさん
FXもこれとそっくりなんです!
FXも、実際にドル札やユーロ硬貨を手に入れるわけじゃないんです。
ドルが上がるか下がるか、ユーロが上がるか下がるかを予想して、その値動きに「証拠金」というお金を使って賭ける(取引する)。
あくまで値動きを予想して、その結果に応じて儲かったり損したりする。
つまり、FXは通貨の売買をしているように見えて、実際には「上がるか下がるか」を予想しているゲームのようなものなんです。
少ない資金で大きな取引?!魔法の言葉「レバレッジ」とは
次に登場するのが、FXの最大の特徴とも言える「レバレッジ」です! このレバレッジという仕組みがあるからこそ、少ない資金でも大きな金額の取引ができるようになるんです。
POINT
レバレッジとは、簡単に言うと「てこの原理」のこと。
小さな力で大きな物を動かす「てこ」のように、FXでは、預けた証拠金(自分のお金)の何倍もの金額の取引を行うことができる仕組みなんです。

FX初心者
自分のお金より大きな取引ができるってどういうこと?!
例えば、あなたがFX口座に10万円の証拠金を入れたとしましょう。
もしレバレッジを使わなければ、10万円分の取引しかできません。仮に米ドル円が1ドル100円の時に10万円でドルを買うと、1000ドル分ですね。
もしレートが110円に上がったら、1000ドルは11万円の価値になり、1万円の利益です。
では、ここでレバレッジ10倍を使ってみるとどうなるでしょう?
10万円(証拠金)× レバレッジ10倍 = 100万円分のドルを買うことができるようになります。
もし米ドル円が1ドル100円の時に100万円分のドル(つまり1万ドル)を買い、レートが110円に上がったら…
1万ドル × 110円 = 110万円、利益はなんと10万円です!
レバレッジなしだと1万円だった利益が、レバレッジ10倍なら10万円に!これがレバレッジのパワーなんです。
レバレッジは「界王拳」!?そのメリットと強烈なリスク
少ない資金でも大きな利益が狙えるレバレッジ。なんだか夢が広がりますよね!
でも、ここで冷静になって考えてみてください。メリットが大きいということは…?そうです、リスクも同じように大きくなる可能性があるんです。
界王拳レバレッジ理論
- レバレッジ3倍くらい
- 悟空も「うっ…体が…!」ってなるけど、まだなんとか頑張れるレベル。
- レバレッジ10倍
- だいぶ体に負荷がかかってくるぞ!
- レバレッジ100倍 (海外FX業者などで見かける)
- もうヤバい。そろそろ髪の毛が金色に逆立ちそう。ベジータもビックリ。
- レバレッジ1000倍 (これも海外業者)
- 一撃で戦闘不能、いや、資金が瀕死です。 たった0.1円(10pips)逆に動いただけで、全財産が吹き飛ぶ世界が待っています…。
笑い話みたいに聞こえるかもしれませんが、これは本当に重要なポイント。
レバレッジを高くすればするほど、わずかな値動きでも資金が一瞬で消えてしまう「ロスカット(強制決済)」のリスクが格段に高まるんです。
レバレッジは、確かに少ない資金で大きなリターンを狙える魅力的な仕組みです。でも、それは同時に「大きな損失を被るリスクも背負っている」ということ。
この「諸刃の剣」であることを絶対に忘れず、自分にとって適切なレバレッジ管理をすることが、FXで生き残るためにはめちゃくちゃ重要なんです!
FXは本当に安全?金融庁の役割と業者選びのポイント

FX初心者
レバレッジの話をきいたら少し怖くなってきた…。FXって、本当に国とかが認めてる安全なものなの?怪しい会社に騙されたりしないかな…。

ぷーさん
うん、その心配はもっともだね。大切なお金を預けるんだから、安全性は一番気になるところだよね。じゃあ、日本のFXがどうやって安全性を保っているのか、その仕組みを説明するよ!
FXは国も認めてる?金融庁がちゃんと見てるってホント?
「FXって、なんかちょっとアングラなイメージ…」「もしかして法律スレスレなんじゃ…?」なんて思っている人がいたら、それは大きな誤解です!
実は、FXは日本において国に認められた、れっきとした金融商品なんです。
POINT
FX業界をしっかりと見張っているのが、金融庁(きんゆうちょう Financial Services Agency)という国の機関です。
金融庁は、銀行、証券会社、保険会社など、日本のあらゆる金融機関をまとめて管理・監督している、いわば金融業界の鬼の教官のような存在。
FX会社も、この金融庁の厳しい指導のもとに運営されています。

ぷーさん
「金融庁は『はいそこのFX会社!ちゃんとお客さんの資金を分別してるかー!?』『怪しい勧誘してないだろうなー!?違反したら免許取り消すぞー!』って感じで、日々バシバシ取り締まってくれてるんだ(笑)
日本のFX会社は厳しいルールで守られている!
日本国内でFXサービスを提供するためには、どんな会社でも自由にできるわけではありません。 必ず金融商品取引業者として、金融庁に登録することが法律で義務付けられているんです。
この登録を受けるためには、会社の財産状況やリスク管理体制など、たくさんの厳しい基準をクリアしなければなりません。
金融庁登録業者はこんなルールで守られている
- 顧客資金の分別管理
- 私たちが預けたお金(証拠金)は、FX会社の自分たちのお金とは完全に分けて管理することが義務付けられています。
- 最大レバレッジ25倍まで
- 日本のFX会社では、かけられるレバレッジが最大で25倍までに制限されています。
- 毎日のリスク通知や情報開示の義務
- 取引のリスクについて、きちんと情報を提供することが求められています。
- 広告ルールの遵守
- 「絶対儲かる!」のような誇大広告は禁止。「リスクがある」ことを明記しなければなりません。

FX初心者
日本のFX会社って、そんなにガチガチにルールで縛られてるんだ!それなら少し安心かも…。

ぷーさん
そうなんだよ。日本のFX業者は、金融庁のルールで“がんじがらめ”にされていると言ってもいいくらい、利用者の安全を第一に考えてくれているんだ。
海外FX業者はどうなの?知っておくべき注意点
ここでちょっと注意が必要なのが、「海外のFX業者」の存在です。 ネットで検索すると、日本のFX会社だけでなく、海外に拠点を置くFX業者の広告もよく見かけますよね。
海外のFX業者は、日本の金融庁の規制が直接は及びません。 だからこそ、以下のような日本のFX会社にはない派手で魅力的なサービスを提供できるんです。
- レバレッジ数100倍~数1000倍!
- 追証なしのゼロカットシステム!(口座に入れた金額以上の損失は発生しない)
- 豪華なボーナスキャンペーン!
もちろん、全ての海外業者が危険というわけではありません。でも、万が一トラブルが発生した場合、日本の法律による保護は期待できない可能性があるということは、しっかり理解しておく必要があります。
※言葉の壁や、出金トラブルのリスクなども考慮しなければなりません。
【初心者はどっちを選べばいいの?】
もしあなたがFX初心者なら、まずは金融庁に登録されている日本のFX業者を選ぶのが無難でしょう。
- レバレッジは最大25倍と抑えめなので、大きなリスクを取りすぎる心配が少ない。
- 資金管理が厳重で、万が一の時も安心感がある。
- 何かトラブルがあっても、日本の監督官庁が対応してくれる可能性がある。 「攻め」よりも「守り」を重視した作りになっているので、FXの世界に安全に第一歩を踏み出すには、国内業者がおすすめです。
どちらの業者を選ぶにしても、大切なのは「自分が何を重視するのか」「どんなリスクがあるのか」をしっかり理解して、納得した上で利用することを心がけてください。
【初心者向け】安全にFXを始めるための3つの鉄則

ぷーさん
「よし、じゃあいよいよFXを始めるぞ!…とその前に、絶対に守ってほしい『安全に始めるための鉄則』を3つ伝授します!いきなり大失敗するリスクを減らしましょう。
これからお話しする「3つの鉄則」をしっかり胸に刻んでおけば、あなたはより安全にFXという冒険をスタートできるはずです。
鉄則1:まずは失ってもOKな「余剰資金」で!
まず、FXを始めるにあたって、一番最初に、そして絶対に守ってほしいのが、使うお金についてです。 FXは、必ず「余剰資金(よじょうしきん)」で始めてください。
余剰資金とは
- 今すぐ使う予定のないお金のこと
- 最悪の場合、なくなってしまっても生活に困らないお金のこと

FX初心者
なくなってもいいお金ってこと…?そんなのあるかなぁ…。

ぷーさん
例えば、『今月、友達との飲み会を2回我慢した分のお金』とか、『欲しかった服をちょっと諦めて浮いたお金』とか、そういうイメージだよ。生活費や、将来のために貯めている大切なお金、ましてや借金してまでFXをやるなんてのは、絶対に絶対にやめましょう!
なぜ余剰資金でやるべきなのか?それは、精神的な余裕がトレードの判断に大きく影響するからです。 「このお金がなくなったら、来月の家賃が払えない…!」なんていうギリギリの状態でトレードをすると、人は冷静な判断ができなくなり、普段ならしないような無謀な取引をしてしまいがちなんです。
鉄則2:いきなり本番はNG!デモトレードで練習しよう
さて、使うお金の準備ができたら、次はいよいよ取引開始!…と行きたいところですが。 特にFXが全く初めてというあなたは、いきなり自分のお金を使って本番の取引(リアルマネートレード)を始めるのは、あまりおすすめしません。
そこでおすすめなのが、「デモトレード」です。 多くのFX会社では、実際のお金を使わずに、仮想の資金で本番さながらの取引体験ができるデモトレードの環境を提供しています。
【デモトレードのここがスゴイ!】
- リスクゼロで練習し放題!
- 仮想の資金なので、どれだけ失敗してもあなたのお金は1円も減りません。
- 本番と同じ環境でトレードできる!
- 実際の相場の値動きや、取引ツールの使い方を体験できます。
- 自分のメンタルの癖も確認できる!
- 利益が出た時、損失が出た時に、自分の心がどう動くのかを知る良い機会になります。

ぷーさん
デモトレードは、まるでドラゴンボールの『精神と時の部屋』みたいなもの!ここでしっかり修行を積んでから、本番の相場に挑むのがセオリーなんだ(たとえが古くてゴメン!笑)
まずはデモトレードで、取引の感覚やツールの使い方、自分なりのトレードスタイルなどをじっくりと見つけていきましょう。
鉄則3:「損切り」は絶対!感情トレードを防ぐコツ
3つ目の鉄則。これがFXで長く生き残り、資産を増やしていくために、もしかしたら一番重要かもしれないと言っても過言ではないルールです。それは…「損切り(そんぎり)」を徹底すること。
損切りとは
予想が外れて損失が発生した場合に、それ以上損失が大きくならないように、ある程度のところで見切りをつけて決済(取引を手仕舞う)することです。

FX初心者
損を確定させるなんてイヤだな…!もう少し待てば、また値段が戻ってくるかもしれないじゃない…?

ぷーさん
その気持ち、痛いほどわかる!でもね、それがFXで失敗する人が一番ハマりやすい落とし穴なんだよ!
初心者の人にありがちなのが、
- 利益が出ているときは、ちょっとプラスになっただけですぐに確定してしまう
- (これをチキン利食いと言ったりします)
- 逆に、損失が出ているときは、「いや、きっと戻るはず…」「もう少し待てば大丈夫…」と、ズルズルと損失を確定できずに放置してしまう
- (これをコツコツドカンの原因になる行動と言います)
コツコツドカン、、、ダメゼッタイですね。相場は、あなたが「戻ってほしい」と願ったからといって、必ずしも戻ってきてくれるとは限りません。
「戻らない時」もちゃんとあるんです。 損切りをしないで耐えていたら、ある日ドカーンと大きな損失が出て、あっという間に資金が吹き飛んでしまった…。これが、FXで負けてしまう人の典型的なパターンなんです。
【感情に流されない!損切り&利確ルールの鉄則】
どうすれば上手に損切りができるようになるのか?それは、感情を挟む余地のない「仕組み」を作ってしまうことです!
- エントリー(注文)と同時に、必ず損切りライン(ストップロス注文)を入れる!
- どのくらいの損失が出たら自動的に決済するかを、あらかじめ決めて設定しておくんです。
- 同時に、利確ライン(テイクプロフィット注文)も入れておく!
- どのくらいの利益が出たら自動的に決済するかも決めておきましょう。
- 注文を入れたら、あとはもう画面を見ないで放置!
- (…というのは冗談半分ですが、むやみにチャートを眺めてハラハラドキドキするのは禁物ということです)

ぷーさん
この『自動で決済される仕組み』こそが、人間がどうしても持ってしまう『もったいない』とか『もう少しだけ』っていう感情からあなたを守ってくれる、最強の武器になります。
チャートをジッと見て、『あぁ~今下がってる~でも戻るかも~』なんて悩んでる間に、人間は冷静さを失って、変なボタン押しちゃうもんだからね(経験者は語る!笑)
損切りは、痛みを伴う決断かもしれません。でもそれは、より大きな致命傷を避けるための、賢明な判断なんです。この鉄則をしっかり守って、FXの世界を生き抜いていきましょう!
FXっていつ取引できるの?取引時間と週末の注意点

FX初心者
FXって、株みたいに取引時間が決まっているの?それとも、いつでもできるのかな?仕事から帰ってきて夜中でもできるなら嬉しいんだけど…。

ぷーさん
いい質問だね!FXの魅力の一つは、取引できる時間が長いことなんだ。でも、ちょっとした注意点もあるから、そこも押さえておこう!
「日中は仕事で忙しくて、取引なんてできない」そんな会社員の方や、「家事や育児の合間に、ちょっとだけ取引できたらいいな」という主婦の方も安心。その理由の一つが、FXの取引時間の長さにあります。
FX市場は24時間取引可能?(※土日はお休み)
FXの大きな魅力の一つが、「ほぼ24時間取引できる」ということなんです!
世界のどこかの国の市場が開いていれば、基本的に取引が可能。具体的には、日本時間で言うと、
月曜日の早朝(オセアニア市場がオープンする時間)から、土曜日の早朝(ニューヨーク市場がクローズする時間)まで、ほぼノンストップで取引が行われています。
【世界の主なFX市場と活発な時間帯(日本時間目安)】
- ウェリントン市場(オセアニア): 早朝~午前中
- 東京市場(アジア): 午前中~夕方
- ロンドン市場(ヨーロッパ): 夕方~深夜
- ニューヨーク市場(北米): 夜~翌朝

ぷーさん
特に値動きが活発になりやすいのは、世界三大市場とも言われる東京・ロンドン・ニューヨークの各市場が開いている時間帯だね。特にロンドン市場とニューヨーク市場の時間が重なる、日本時間の夜22時頃からはゴールデンタイムなんて言われたりもするよ。 『FXの大きな動きはロンドンで全部決まってる説』なんてのも、トレーダーあるあるだね(笑)
このように、平日はほぼ24時間どこかの市場が開いているため、あなたのライフスタイルに合わせて取引時間を選ぶことができるのがFXの大きなメリットです。
ただし!そんなFX市場も、「土曜日と日曜日は基本的にお休み」になります。
世界中のほとんどの金融機関が週末は休業するため、FX取引も行われないのです。しっかり休んで、月曜からの相場に備えましょう!
週明けの「窓」に注意!週末のポジション持ち越しリスク
土日は市場がお休みという話をしましたが、ここで一つ、特に初心者の人が注意しておきたいのが、「窓(まど)」と呼ばれる現象です。 金曜日の市場が閉まる時の価格(終値)と、週明け月曜日の市場が開く時の価格(始値)が、大きく乖離(かいり)してスタートすることがあるんです。これが「窓が開く」という状態。
【窓開けの具体例とリスク】
例えば…
- 金曜日の市場終了時:米ドル円が1ドル=110円00銭だった。
- 土日の間に、何か世界を揺るがすような大きなニュースや経済イベントが発生!
- 月曜日の市場開始時:米ドル円が1ドル=111円00銭からスタートした!(この1円の差が「窓」です)
もしあなたが金曜日に「米ドル円は下がるだろう」と予想して、売りポジションを持ったまま週末を迎えていたとしたら…? 月曜の朝、いきなり1円も不利な状況からスタートすることになり、大きな損失を抱えてしまう可能性があります。 場合によっては、設定していた損切りラインが機能せずに、一気にロスカット(強制決済)なんてことも普通にあり得るんです。

ぷーさん
そんなことがあるんだ…!じゃあ、週末はどうすればいいの?

ぷーさん
特にFXに慣れないうちは、週末は基本的にポジションを持ち越さない(金曜日の市場が閉まる前に決済してしまう)のが安全策だよ。金曜の夜のポジションは、週明けの『窓』で事故りがちだからね。
初心者のうちは、週末は心穏やかに過ごすためにも、ポジションを整理してノーポジションで週明けを迎えるのがおすすめです。相場も人間も、土日はしっかりリフレッシュ!それがFXと長く付き合っていくコツですよ。
まとめ
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。これであなたもFXの基本についてはバッチリのはずです。
最後に、超重要なポイントをまとめておさらいします。
- FXは正しく学べば危なくない!大切なのは「正しい知識」と「ルールを守る勇気」
- 車の運転と同じで、知識とルールがあれば安全。「損切り・資金管理・レバレッジ調整」がキモ!
- FXが投資かギャンブルかは「あなた次第」!分析と根拠で賢く取引しよう
- 運任せならギャンブルだけど、しっかり考えて取引すれば立派な投資になる
- レバレッジは「界王拳」!使い方次第で強力な武器にも、諸刃の剣にもなる
- 大きな利益も狙えるけど、リスクも大きくなることを忘れずに!最初は低い倍率から慎重に
- 安全なスタートは「少額・低レバ・デモ練習」が鉄則!焦りは禁物。
- いきなり大金で勝負はNG!まずはデモトレードで練習するか、失っても大丈夫な少額から始めよう
- FXは平日ほぼ24時間取引OK!でも週末の「窓開け」リスクには要注意。
- 土日はお休みです。週明けの相場の急変動には気をつけよう。
ここまで読んでくれたあなたなら、もうFXの基本的なことはしっかり理解できたはずです。 FXはね、「一攫千金を狙うギャンブル」としてではなく、「コツコツと知識と経験を積み重ねて、自分のお金を賢く育てていくための、リアルな資産運用手段の一つ」として捉えてほしいんです。
この記事を読んでくれたあなたに、ぷーさんが一番伝えたいこと。それは…どうか、「FXで破産した人」の仲間入りだけはしないでください。
ちゃんと学んだ人はちゃんと勝ってる
この言葉を胸に、あなたも「正しい知識」という最強の武器を身につけて、FXの世界への第一歩を、自信を持って踏み出してみてください。ぷーさんはいつでも、あなたの挑戦を心から応援しています!
もし、ご質問などありましたら、随時受け付けてますのでお気軽にご相談ください。
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もちろん、このブログでも、引き続き皆さんのFX学習に役立つ情報をどんどん発信していきますので、ぜひ他の関連記事も読んでみてくださいね。
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